動きのblog

主にリハビリテーションやケアで「人の動き」について書いています。

動作分析は『形態的分析』と『機能的分析』がある

現在のリハビリテーションなどで


行われている動作分析や

人の動きの分析する

手法として

主に2つの分析に分けることができます。



『形態的分析』



『機能的分析』

です。



形態的分析とは

形を基準にする分析法です。

人間の構造を元にした分析の仕方です。

人間の構造状、このように動いたほうが

いいだろうと論理立て、

そこから正しい動きを考えます。



実際には

正常と言われる人の動きを

研究したり、データ化し

その考え方をもとにして



患者さんや、利用者さん

の動きの偏り

を比べる手法です。



アプローチを

大雑把に言うと

正常の人はこのように動き、

このように筋活動をするけども

患者さんはできていない。



だから、そこの筋肉にアプローチしたり

正常な動作になるように練習しよう

という考え方です。




現在の主流のアプローチは

この分析手法かもとになってる事が多いです。



機能的な分析法とは

動きを機能的な側面から考える分析法です。

ちなみに機能とは、

したいことを多様なパターンで

上手くする能力です。



機能的な分析法は

正常との違いを比べるのではなく、

どのような動きができるか

なぜ、その動きが難しいのかを

体の関係性において分析します。



この患者さんの動きがスムーズになるには

協調的ではない動きや

パーツが動いていないなどの

動きの課題を



重力との関係性

パーツとパーツとの関係性

他の動きとの関係性



などから

何を学ぶ必要性があるか分析していきます。

そしてより、今よりも

機能的に動けることを目指します。



正しさを当てはめるのではなく

その人がより、機能的になるには

どうすればよいかを

直に考えます。



形態的分析と機能的分析の違いは

機能的分析は正常という物差しで見ない

ということです。



今行ってる患者さんの動きを

より高めること

つまり

機能を高めるのに



今どのように体を使っていて

それをどのように変えれば

患者の動きはやりやすくなるか、

努力的ではなく、楽に動けるようになるか

という視点です。



比べるのは

正しさというものではなく

今の患者さんの動きを基準にして

それがより行いやすくする

ということに重きを置きます。

正常という狭い枠組みから離れることで

個々の多様性を尊重できるようになります。



街を歩いていても

同じように歩いている人はいないように、

人それぞれ色んなやり方がありますから

個々の違いを、大切にして

その個々の違いを

伸ばしていくというアプローチになります。



機能的分析は

本人がしていることを

より

上手くしていく、

より色んなパターンで柔軟に

できるようにしていく

という視点で関わります


これが正しいから、このように動くべきだと

いうものではありません。



患者を間違ってるとか

正しいとかそういう視点で

見るのではなく、



個々の違いを見つめ

今してる事も大切な機能としてとらえ

そして、それ以外のことも

楽に、たくさんできることで

その人の生きる事を支援します。



機能的分析は

したいことを、より自由にできるようにする

という分析なので、

本人のしたいことを直結できるアプローチになります。



そして、正常と呼ばれる

動きが何らかの重度の障がいで

できない人であっても、

個々に応じた

動きを学習がサポートできるようになるのです。



形態的分析は正常を覚えて違いを

探すのは比較的なわかりやすい工程です。

患者がぴったり合えば

効果も早いです。



機能的分析は本人が基準ですから

その多様な変化をしっかり捉えて

柔軟にアプローチする必要があります。



どっちが正しいのではなく、

両方の側面を知ることで

今自分がどのような分析をしてるのか

自分が何をしているかが明確になるでしょう。



ちなみに

形態的分析やアプローチのセミナーは

とっても多いですが、



機能的分析のアプローチのセミナーは

シンプルラーニングで学ぶことができます。



シンプルラーニング学習会
https://s-learning.jimdo.com/


もしくは


日本動きの学習協会(JMA)
JMA認定キネステティク
https://www.j-ugoki.com/