動きのblog

主にリハビリテーションやケアで「人の動き」について書いています。

シンプルラーニングを知ろう① 何の役に立つの??

シンプルラーニングをわかりやすく言うと「動きの学習法」です。

 

今まで人は「どのように学ぶのか」という概念を体系立てらてたものがありませんでした。そこでフェルデンクライスメッドや他様々な学問を元にして作られた「学びの概念」を作りました。

 

誰しもがわかりやすいアイデアで実践できることを目的としています。

 

患者さんに動きの学習を手伝おうとして勉強を始めても

 

脳科学

システム論

情報統制理論

解剖学

生理学

運動学

 

などの具体的な理解や実践的に行える実技練習など様々なことが必要になります。

 

他にも上げればキリがありません。

もーーーわけがわかりませんよね。

どこから手をつけていいかわかりません。

  

本を読んでも難しいし、色んな事書いてあるし、みんな色々なこと言うし。

 

学習に関してたくさんのデータや論文などありますが、具体的にどうやればはっきりしない。

 

「結局どうやって、人の学びを助けらたらいいかわからーーーん!!」いう人も多いでしょう。

 

 

または

「このようにしたらいい」

とテクニックだけ教えてもらっても実際行う相手は全く違う反応したりするし、上手くいかないことも現実には多々あります。

 

そこでできるだけ、それらの要素を統合して「人がどのように学ぶのか」をわかりやすくしたものがこの「シンプルラーニング」です!!

 

結局動きの学習を手伝うには、課題の設定をし私たちが動き相手に触れ、または語りかけ手伝うしかありません。色々な論文やデーターはありますが、実際においてはそれらの質をどう高めるかが大切になります。

 

大切なのは「学び」とは何かを理解することです。その考え方のベースがしっかりしているとテクニックではなく、患者それぞの個性の中で援助者自身が考えて動きの学習を困っている人に行うことができます。

 

 

困ってる人とは

 

自分で起き上がることができない。

寝返りもできない。

座れない

立ち上がることができない。

立つ姿勢がつらい

楽に歩けない

腰が痛い

もっとサーブが上手くなりたい

踊りをより優雅にしたい

 

など、実に様々です。

私たちは生きている以上動きと離れることはできません。

 

 

シンプルラーニングを学習するとそれらの人に対して接する全ての職種に対して

「学び」のエッセンスを提供できるようになります。

 

 

立ち上がりの介助するときに

楽く立てるように学習する

 

歩行の介助するときな

歩行の学習をする

 

リハビリであれば

関節可動域訓練を

腕の使い方の練習や

筋の緊張のコントロールを学ぶような

アプローチに変えたり

 

努力的に時間をかけていた

基本動作練習を

効果的に楽に行えるようになります。

 

 

『学びのエッセンス』は1つのテクニックではなく、『人の動きの学び方の理解』ですから、介助、リハビリと色んな職種に生かす事ができます。もちろんスポーツの上達にも使えます。

 

 

使い方はとても幅広く自分の仕事にあった、動きの学習を手伝えるようになります。

 

実際、参加職種は幅広く

理学療法士作業療法士

という人の機能の向上に働きかける

 

職種はもちろん

介助する事が多い、

介護士や看護師の

参加も多いです。

 

人に触れる、動きを手伝うその全ての瞬間は学びのチャンスです。

特に毎日ケアしてる人が動きの学習を支援できることは とても有意義です。

 

あとは、動きに興味があるボディーワーカーや

施術のスキルを上げたり施術から、動きの学習につなげ効果を定着させたいと思う柔道整復師など。

 

  

参加職種は問いません。

みんなで職種の垣根なく

和気あいあいと学べるようにできています。

 

 

次の記事

ugokino.hatenablog.com

※シンプルラーニングの構成されている概念についてわかりやすく説明しています。

 

セミナー予定

シンプルラーニング学習会

こちらでセミナーを受けることができます。初めての人はベーシックコースからどうぞ。

 

 

 コースの様子です。

皆さん楽しみながら学んでいます。

 

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「らしさ」にこだわらない

ケアの現場では

 
「その人らしいケアを
 
目標にしています」
 
という言葉をよく耳にします
 
 
 
その人らしい生活を
 
その人らしい趣味を
 
その人らしい暮らしを
 
 
 
それは一見とても良い事のように
 
思えるが
 
大切な視点は別にあります
 
 
 
それは人は変わるということ。
 
 
 
その人らしさとは
 
何か??
 
 
それは、
 
過去の行動パターンにしか過ぎません。
 
 
 
優しいと思える人は
 
過去に優しい行いをしたから
 
もしくは行いを見たから
 
この人は優しいと思う。
 
 
 
そういう人が
 
急に理不尽に怒ると
 
何だか人が変わったように思える。
 
その人らしくないと思えてしまう。
 
 
逆もまた然りで、
 
いっつも怒ってる人が
 
ニヤニヤしてたら
 
なんだか気持ち悪いもんです。
 
 
 
らしさというのは、
 
ある種のラベリングに過ぎません。
 
あなたはこのような人ですよ
 
とラベルを貼られているようなものです。
 
 
 
その人を取り囲む人々は
 
振る舞いや、過去の履歴を
 
知りながら想像する
 
そういう人だとイメージを作りあげる
 
時に無意識に
 
時に意識的に
 
 
 
そして今度は
 
本人にそのらしさを押しつけます。
 
これが好きでしょ?
 
こうすれば喜ぶでしょ?
 
こんな遊びは好きではないよね?
 
 
 
ラベルを貼られた人は
 
無意識的に
 
周りのその期待に答えようとして
 
そのような振る舞いを取りがちだ。
 
 
 
一度キャラが確立されてしまうと
 
全く違うキャラにはなりにくいのです。
 
そして、当たり前のように
 
周りもそのキャラとして接してきます。
 
当たり前のように。
 
その期待を裏切るのは
 
なかなか難しい。
 
 
 
普段おとなしい人は
 
人目を気にして急にはしゃげないものです。
 
 
 
そして、やっかいな事に
 
その振る舞いが
 
今度は自分で自分に
 
ラベリングしてしまう。
 
 
自分の「自分らしい行動」が、
 
自分をラベリングする。
 
今度は、よりラベルの中で動き
 
そしてまたラベルする。
 
 
 
自分のらしさ行動ばかり
 
続けてると
 
自分がその枠から抜けれなくなる。
 
 
 
もちろん
 
らしさというのが
 
悪者というわけではありません。
 
 
 
その人が変わらない場合
 
らしさを大切に
 
もてなしをされれば
 
俺の事よくわかってるなぁと思って喜ぶ。
 
 
 
しかしケアが必要な人は
 
昔と違い大きく状況が変化
 
している人が多い。
 
 
 
身体か動きにくくなった
 
頭が周りにくくなった
 
性格も変わっていく  
 
孫が出来き
 
大切な人が亡くなり 
 
状況は変わっていく
 
 
 
それなのに、
 
らしさに
 
こだわるととても苦しい
 
 
 
今ここの自分と
 
過去自分は違うのですから。
 
 
 
昔の状況では
 
そのように振る舞うことが好きだけど
 
今はもっと違う振る舞いがしたい
 
こういう気持ちだってある。
 
 
そのらしさが
 
本当に気に入っていたとは限りません。
 
 
仮に
 
昔編み物が好きだからといって
 
それは
 
母親の役割として好きだったかもしれないし
 
1人で綺麗に作りあげる事が好きだったのかもしれない
 
 
 
それなのに
 
手先がしっかり動かない
 
頭がはっきりしない状態で
 
孤独な状態で
 
あなたは編み物が好きでしょ
 
 
 
と押し付けられるのはつらい。
 
もちろん、人それぞれだから
 
それでも喜ぶ人はいます。
 
 
 
もう一度言うが、
 
らしさ
 
は悪いことではありません。
 
良くも悪くも過去の行動パターンと
 
ということです。
 
 
 
参考には出来るが
 
こだわりすぎると押し付けになる。
 
便利にも使えます。
 
 
 
本質は
 
らしさ
 
ではない
 
 
 
本質は
 
今のその人
 
なんです。
 
 
らしさにこだわるよりも
 
その人が今喜んでいるかどうか
 
笑って過ごすことができているかどうか
 
 
 
もちろん
 
らしさを参考にして
 
今、その人が喜べば
 
それは、それでいい
 
 
ただ
 
らしさにこだわることで
 
今のそのひとの負荷になってれば
 
本末転倒です。
 
 
 
本質は今の人なのだから。
 
今を生きてる、
 
今この人だから。
 
 
 
らしくあろうが、
 
なかろうが笑って今を過ごせればいい。
 
 
 
そして、
 
らしさにこだわらないことで、
 
らしくない新しい自分も
 
発見できる。
 
 
 
こんな一面もあったのか
 
こんな事も喜ぶのか。
 
もしかしたら、想像もできなかった
 
カッコイイ一面も
 
かわいー一面も
 
あるかもしれない。
 
 
 
そのような発見こそ、
 
変化のある状況の中で
 
より豊かに生きる糧になると思います。
 
 
 
多くの人は
 
自分のことを
 
よく知ってると思ってる。
 
しかし、自分でも
 
知らない
 
素敵な自分が隠れているかもしれない
 
 
 
自分でもそうなのだから
 
他人の事は、もっとよくわからない
 
 
 
他人を
 
らしさでわかったつもりに
 
なるのではなく
 
新しいその人を
 
新しい可能性を
 
発見していこう。
 
 
 
もちろん、新しい自分自身にも。
 
あなたも自分らしさに
 
こだわる必要はないのだから。
 
 
 
らしさの枠を越えていこう。
 
そこには、きっと
 
あなたの知らない
 
素敵な自分がいる。

 

効果の出ない3大練習

・変化を積み重ねない練習

・無理で努力的な動きを繰り返す

・身体を固定させる


これに当てはまるなら

やり方を変える必要があるかもしれません。

閉じないハンドリング

呼吸を閉じない

動きを閉じない

視覚を閉じない

反応を閉じない

人を閉じない

場の空気を閉じない



開くんじゃなく、閉じない

だってそもそも最初から開いてるんだから

それが閉まってるだけなので。




もちろん、閉じたい時は閉じればいいのです。

けど、無理して開く必要はないのです。

ただ閉じるのをやめるだけ。



おお、何か心理療法ちっくだけど

実はハンドリングを繊細にするコツでも、あり

自分の動きのコツでもあります。

ハンドリングだけでなく

日々の生活にも当てはまることだけど。



情報は閉じないことで

集まります。

その情報をもとに

私たちの脳は高性能なので

ハンドリングの時の同調する能力か増すのです。




私たちの脳は同調しようとしなくても

情報をもとに、高性能なので勝手に周囲と

適応します。

これを『環境適応応答』と言ってもいいです。



私たちは普段

地球上で適応しようとしなくても

生きていますよね?

自然と動いてますね?

それは脳が自動的にやっていることです。

環境適応応答についてはまた後日詳しく

話しますね。



話を戻しますが、

閉じないと言っても

これ、無理に開いてもダメで、

閉じてるものを無理やり開くと

ググッという無理な動きになり

結果、無理な動きが余分な情報となり

情報が乱れます。



同じように

無理に同調しようと、しないことです。

無理にするのではなく、

閉じないことで開き

情報を集めれば

環境適応反応が起こり

自然と同調するのです。




無理に同調しようとすると

ぎこちなくなるだけです。

同調とはするものではなく、

自然に起こるものです。

そして、その能力があることを

私たちは知る必要があります。



それだけみーーーんな

高性能な脳みそを

もっているのですよ。



コツはただ受け入れること

ただ、情報が入ってくるのを許すことです。

それが、また難しいので

練習が必要ですが。



いっつもセミナーで

みんなに言ってることだけど

自分もまだただ出来てないことを実感します。

出来たつもりでも

さらに上のレベルがあったと。

まさに達人への道ですね。



言うは易し、やるのは難しい!

今日も訪問リハで実践から学んできます

日々鍛錬

楽しくですけどね!

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セミナー案内はこちら

シンプルラーニング学習会

日本動きの学習協会JMA キネステティク

動作分析は『形態的分析』と『機能的分析』がある

現在のリハビリテーションなどで


行われている動作分析や

人の動きの分析する

手法として

主に2つの分析に分けることができます。



『形態的分析』



『機能的分析』

です。



形態的分析とは

形を基準にする分析法です。

人間の構造を元にした分析の仕方です。

人間の構造状、このように動いたほうが

いいだろうと論理立て、

そこから正しい動きを考えます。



実際には

正常と言われる人の動きを

研究したり、データ化し

その考え方をもとにして



患者さんや、利用者さん

の動きの偏り

を比べる手法です。



アプローチを

大雑把に言うと

正常の人はこのように動き、

このように筋活動をするけども

患者さんはできていない。



だから、そこの筋肉にアプローチしたり

正常な動作になるように練習しよう

という考え方です。




現在の主流のアプローチは

この分析手法かもとになってる事が多いです。



機能的な分析法とは

動きを機能的な側面から考える分析法です。

ちなみに機能とは、

したいことを多様なパターンで

上手くする能力です。



機能的な分析法は

正常との違いを比べるのではなく、

どのような動きができるか

なぜ、その動きが難しいのかを

体の関係性において分析します。



この患者さんの動きがスムーズになるには

協調的ではない動きや

パーツが動いていないなどの

動きの課題を



重力との関係性

パーツとパーツとの関係性

他の動きとの関係性



などから

何を学ぶ必要性があるか分析していきます。

そしてより、今よりも

機能的に動けることを目指します。



正しさを当てはめるのではなく

その人がより、機能的になるには

どうすればよいかを

直に考えます。



形態的分析と機能的分析の違いは

機能的分析は正常という物差しで見ない

ということです。



今行ってる患者さんの動きを

より高めること

つまり

機能を高めるのに



今どのように体を使っていて

それをどのように変えれば

患者の動きはやりやすくなるか、

努力的ではなく、楽に動けるようになるか

という視点です。



比べるのは

正しさというものではなく

今の患者さんの動きを基準にして

それがより行いやすくする

ということに重きを置きます。

正常という狭い枠組みから離れることで

個々の多様性を尊重できるようになります。



街を歩いていても

同じように歩いている人はいないように、

人それぞれ色んなやり方がありますから

個々の違いを、大切にして

その個々の違いを

伸ばしていくというアプローチになります。



機能的分析は

本人がしていることを

より

上手くしていく、

より色んなパターンで柔軟に

できるようにしていく

という視点で関わります


これが正しいから、このように動くべきだと

いうものではありません。



患者を間違ってるとか

正しいとかそういう視点で

見るのではなく、



個々の違いを見つめ

今してる事も大切な機能としてとらえ

そして、それ以外のことも

楽に、たくさんできることで

その人の生きる事を支援します。



機能的分析は

したいことを、より自由にできるようにする

という分析なので、

本人のしたいことを直結できるアプローチになります。



そして、正常と呼ばれる

動きが何らかの重度の障がいで

できない人であっても、

個々に応じた

動きを学習がサポートできるようになるのです。



形態的分析は正常を覚えて違いを

探すのは比較的なわかりやすい工程です。

患者がぴったり合えば

効果も早いです。



機能的分析は本人が基準ですから

その多様な変化をしっかり捉えて

柔軟にアプローチする必要があります。



どっちが正しいのではなく、

両方の側面を知ることで

今自分がどのような分析をしてるのか

自分が何をしているかが明確になるでしょう。



ちなみに

形態的分析やアプローチのセミナーは

とっても多いですが、



機能的分析のアプローチのセミナーは

シンプルラーニングで学ぶことができます。



シンプルラーニング学習会
https://s-learning.jimdo.com/


もしくは


日本動きの学習協会(JMA)
JMA認定キネステティク
https://www.j-ugoki.com/